★もっとくわしく〜ミネラルの成分★ 主要も微量もこんなに大切です

人間の体つくりの元素には、炭素(C)、窒素(N)、水素(H)、酸素(O)の4つで、96%を占めています。この4つ以外の4%の元素を「ミネラル」と言います。

ミネラルには、30種類以上もの種類があり、今もなお研究が続けられております。

数字だけ見れば少ないと思われますでしょうが、健康を保つのに、重要な働きをしています。微量ではありますが、人間の生命力には欠かせない重要なもの、必須成分です。

人間の構成元素
O 酸素 61%
C 炭素 22%
H 水素 9%
N 窒素 2%
合計 96%
残りの4%がミネラルです

★ミネラルの成分と役割★
 ナトリウム (Na) 細胞外の体液中に含まれ、浸透圧保持の調整をしています。呼吸、神経や筋肉細胞の活動に関与。骨の構成要にもなっています。

 カリウム(K) ナトリウムが細胞外液に多く含まれますが、カリウムは主に細胞内液に含まれ、共に浸透圧保持の調整をしています。
細胞内のナトリウムが過激になると、余分なナトリウムは外に出され、カリウムを中に入れることで細胞内液を一定な状態に保ちます。
その他心臓機能や筋肉機能の調節にも関わっています。


 カルシウム(Ca) 丈夫な骨や歯を作るのに必要なミネラルです。身体全体のカルシウムの99%は、骨や歯に含まれており、残り1%は血液や細胞に含まれています。
この血液や細胞の中のカルシウムが、身体や心臓の筋肉を伸縮させたり、神経に刺激を与えています。神経を安定させ、イライラや不安定さを落ち着かせる働きもあります。


 マグネシウム
 (Mg)
成人体内に25c存在し、その70%は骨に含まれています。残りは血液や筋肉神経に含まれます。
酵素の作用を活性化し、生体内の化学反応をスムーズにする働きがあります。また神経や筋肉、血管や心臓の機能を正常に保つ作用があります。


 鉄(Fe) 体内に含まれる、鉄の約70%は、赤血球の「ヘモグロビン」というタンパク質の中心にあり、主に体内に酸素を運びます。
鉄が不足すると、貧血などの原因となります。ヘモグロビン量が低下し、酸素を十分に運搬できないと、顔色が青白い、疲れやすい、息切れなどの症状が出ます。

 亜鉛(Zn) 細胞分裂や、成長生殖機能に関係するミネラルです。DNA,RNAなどの核酸や、タンパク質の合成に欠かせません。生命体の代償に必要な酵素のうち、約200種の活性中心として亜鉛が働いています。
最近は亜鉛の不足から、味覚異常が起こる人が増え、潜在的な欠乏傾向が心配です。

 銅(Cu) 赤血球中の酸素の運び屋「ヘモグロビン」に鉄を渡す役割です。銅が不足すると鉄と同様、鉄欠乏性貧血を招きます。
また銅は、骨の基質となる「コラーゲン」の生成に必要な、酵素老化や、動脈硬化の原因の酵素を消す働きがあります。

 マンガン(Mn) 多くの酵素を活性化させるミネラルです。骨の発育や生殖能力にも関わりがあり、タンパク質や炭水化物 脂質の代償にも必要です。
これが不足すると骨の発育低下、運動失調、生殖能力の低下を引き起こします。

 クロム 「インシュリン」の働きを助け、血液中のブドウ糖を筋肉や肝臓に取り込みます。「インシュリン」はクロムがなければ活性化する事が出来ない為、血糖値を下げることが出来なくなります。しかし1日の摂取必要量は35μgとわずかです。
普通の食生活を送っていれば不足の心配はありません。

 モリブデン モリブデンはいくつかの酸化酵素にとって不可欠な存在です。非常に微量な存在ですが、アルデヒド類の解毒など、大切な役割を持っています。
また、モリブデンは銅と拮抗作用を持つと考えられ、どちらかが過剰になると一方が減少します。

 リン リンはカルシウムに次いで体内に多く存在する元素です。全細胞(細胞膜形成物質のリン脂質)中にあり、カルシウムとの相互作用で骨や歯を丈夫にする役割があります。

 セレニウム 「抗酸化酵素」の構成成分で、非常に重要なミネラルです。活性酸素の働きを抑制する、「酵素グルタチオンペルオキシターゼ」の働きにより、ガン発生を抑制します。
また、ビタミンA・C・Eとの相乗効果があり、有害金属に対しては、毒性を抑える有効な働きをします。


 リチウム マグネシウム、カリウムやナトリウムの代謝に関与しています。自律神経や不随意神経の機能に関与し、うつ病に効果があります。

 バナジウム コレステロールとリン脂質の合成を抑え、アミノ酸の有害代謝物質ホモシスチン抑制する作用があります。

 コバルト コバルトは他のミネラルの様に単独では作用せず、ビタミンB12の構成成分として存在します。
また、コバルトそのものに、ビタミンB12を合成する機能はありませんので、コバルトは「ビタミンB12」として摂取する必要があります。


 ニッケル 核酸を安定化しその活性を維持します。ビタミンB6と共同して代謝に関与し、酵素活性を維持させる役割をしています。

 ホウ素 骨の形成に必要なミネラル。カルシウムやマグネシウムの様に、骨そのものの構成要素ではありませんが、骨成長に関係する酵素を助けるために必要な微量ミネラルです。

 ゲルマニウム ゲルマニウムには抗ガン作用が報告されており、インターフェロンの誘発や、免疫力増強の役割があると考えられています。

 ヨウ素 ヨウ素は甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンを作る主要成分として知られています。甲状腺ホルモンは代謝を促進させる働きがあり、皮膚や髪を健康に保ちます。
人体中のヨウ素の70〜80%は甲状腺に存在し、過剰・欠乏いずれの場合も甲状腺腫を引き起こします。


他に硫黄、塩素、ケイ素、フッ素、ルビジウム、ストロンチウム、臭素、セレン、ガリウム、カドミウム、スズ、コバルト、ニッケルなど、4%の中に色々な働きをするミネラル達。人の身体は計り知れません。


 
 
★気をつけましょう有害なミネラル★

有害ミネラルとは、鉛や水銀など体内に過剰に蓄積されると、様々な生理機能や、代謝機能を阻害する有害な「重金属類」です。

食物や環境などから、知らず知らずのうちに体内に蓄積される有害ミネラル。たとえ中毒症になる様なレベルの蓄積でなくても、人によっては、食欲不振や慢性疲労などの、健康障害を引き起こすと考えられています。

□ 水銀
水銀の毒性は熊本・新潟で起こった水俣病でよく知られています。 特に日本人は近海の魚介類を好んで食す事もあり、他国に比べ多量の水銀を摂取していると考えられています。
小児用ワクチンに含まれる水銀により自閉症が多発した事例や、歯の詰め物「アマルガム」が溶け出し、アトピーの要因になっているという報告もあります。

□ アルミニウム
アルツハイマー病との関連の可能性がいわれています。

□ ベリリウム
ベリリウムは平成8年改訂の大気汚染防止法において、有害大気染物質に該当する可能性があるとされる、有害ミネラルです。

□ 鉛
鉛はどのような所に・・・汚染源は、水道の鉛管や大気汚染など身近な生活環境中にあります。 ほとんどの自治体では新設の鉛管使用が禁止されていますが、現在でも古い家屋を中心に、約850万世帯が鉛管を通じて生活水の供給を受けています。
子供には特に影響が強く、IQ低下や暴力的行動の原因に結びつくとも言われています。 ベートーベンの死後に毛髪を調査した結果、死因が鉛中毒であったという報告もあります。



データ出典:新内科学大系「60B」中毒U 1979年 中山書店発行


ZIPGUN NATURAL HEARTS ジップガン ナチュラルハーツ
http://www.m-corazon.com natural@m-corazon.com